以前、書いた息子の友だちのS君のその後についてです。
S君は私が苦手で好きじゃない、息子の友達です。
前に書いたのが１年くらい前。
その後、息子はフォートナイトというオンラインゲームに夢中になり、オンラインで友達と一緒にプレイできるようになったのもあって、小３の３学期はほとんど家には友達が遊びに来ませんでした。
長期休みの後は友達の家に遊びに行きたくなるものなのか、小４になっての１学期の初め、２学期の初めはそれぞれまた友達が家に来るのが一時期復活しました。
うちは家の中で遊ぶのは１時間に制限してるので、学校が早く終る日でも１時間しか遊べないということで、敬遠するようになる子もいるのかもしれません。
なぜか一時期で終わって来なくなりました。
前は息子が友達の家に行くこともたまにありましたが、フォートナイトをするようになってからは、フォートナイトをやりたくて他の子の家にはほとんど行かなくなりました。
うちに遊びに来る子になぜ１時間しか遊べないのかとよく聞かれてたみたいですが、息子には正直にうるさいからと言ってあったので、息子もうるさいからと言ったりしてたようです。はっきり答えてなかったりもありましたが。
でも、息子が他の子の家に行かなくなる前でも、そう言ってくる子の家には遊びに行けないという事も多く、「いやいや、君んちでだって何かしらの遊べない事情があって家で遊べないんだから、うちで遊べてるだけいいと思ってよ」と内心では思ってましたが、さすがに言えません。
小学生だからそこまで、相手と自分の状況を比べて思いやるなんて無理で、単純に遊びたいのに何故遊べない？となるのはわかります。
S君は今年も息子と同じクラスでしたが、確か１学期には家に来ませんでした。
すっかり来なくなったので、内心よかったと思っていたんですが、２学期になってまた来るようになったんです。
しかも、最初は他の子数人と一緒にでしたが、他の子が来ない日でもS君だけ来るようになり、それがほぼ毎日、S君だけという感じになってきて、私は精神的にしんどくなりました。
といっても実際には、１週間のうちの５日毎日来られた事はなく、毎日になりかけた頃にちょうど授業参観＆懇談会で私が家にいないのでダメな日があったり、私の体調がイマイチで断ったりがあり、連日はあっても３日は続かなかった気がします。
私が毎日ぐらい来てくれてもいいと思ってる息子の友だちは習い事があってたまにしか来ません。
S君はおそらく習い事をしてないか、あっても空いてる日が多いようです。
息子も土曜の午前にスイミングをしてるだけなので、平日は用事がなく、私の都合が悪くなければ基本、友達に遊びに来ていいか聞かれて断ることはないようです。
S君は暇で息子が遊んでくれるとなったから、ここぞとばかりに毎日誘ってきてるな、これはこのままだと、ほぼ毎日S君が家に来ることになると感じて、どうしようかと思いました。
（息子は基本的に自分からは誘いません。）
私が授業参観＆懇談会で今日は遊べないからと息子に言ってあった日も、息子が断り忘れたか何かで、私が小学校から家に帰る途中で、小学校に向かってきてる息子とS君に会いました。
息子はまだあまり家に１人でいられないので、私の帰りを待てなくなり、私と合流するために小学校に向かって歩いてきていたのです。家の前で待ってた時にS君が来て、S君は息子についてきた状況でした。
息子とS君が一緒にいるのを見て、「今日は遊べないって言ったじゃん」と息子に言って今日は遊べない事を伝えつつ家に帰り、S君にはそのまま帰ってもらいました。対応は息子にまかせて。
家に来て、学校までの道を途中まで歩いてついてきたにもかかわらず、そのまま遊べず自分の家に帰るという、申し訳ないことをしたなとは思いましたが、そこで「ちょっと遊んでいけば」とは言えませんでした。
その前日にもS君が１人で家に遊びに来ていたから連日は嫌だったんです。
本当はもう懇談会という用事が終わって帰ってきて私が家にいるし、時間的にもまだ遊ぶ時間はありました。
いつも息子はフォートナイト、S君はマインクラフトと、別々のゲームをやりながらたまに会話するという感じです。それはS君だけじゃなく他の子と遊んでもそんな感じ。
で、前日にS君だけが遊びに来ていた時に、息子は途中でゲームをやめて宿題をやり始めました。友達が家にいるのは１時間だけなので、今まで途中で宿題をしたことはなかったし、その後もありません。
ぶっちゃけ息子もS君が嫌いではないけど好きなわけでもなく、つまらなくなって宿題をやったんじゃないかなと思います。
そんなことがあったせいか、翌日の授業参観＆懇談会の日に来た時に、S君は宿題らしきものを手に持参していました。
わざわざ宿題まで持ってきてやる気満々で来たのに、追い返すことになるのは余計に申し訳ない気持ちもありましたが、連日のお誘いに「うわー毎日来る気だな」と感じて戦々恐々でもありました。
私の体調不良の理由は、半分本当で半分はS君だからというのもあります。
体調が悪いのは本当でしたが、寝込むほどでもなく、たぶん更年期障害とか絡んでる、主にだるいって感じの微妙な体調不良です。
友達が家にいるのを１時間絶対耐えられないわけじゃないけど、精神的にきついS君がいるのを耐えたくないという気持ちです。
それでしばらく断ってたら、S君は今までオンラインではつながってなかったのが、フォートナイトでフレンドになって遊ぶようになったようで、その後来なくなりました。
毎日遊びに来られる事態になりかけたところで回避できました。
私にとっては内心「ヤッター！イヤッホウ！」です。
私がS君を好いていないのは息子も知っています。
あからさまに嫌な言い方はしてませんが、「笑い方が好きじゃない」とかは言ってます。
だから「ママ、来なくて嬉しいでしょ」と言われました。
ほんとにマジで生理的に嫌いなんです。
S君は見た目は、だいぶ太っててだらしない感じです。
太めでも機敏な動きの子もいますが、見た目通り、動きは鈍く、どんくさい感じで、走るのも走ってるのか？って感じのノロノロで、運動会のリレーでもみんなの足を引っ張っていました。
顔はわりとお目々パッチリなので、痩せたらまあまあかもしれません。
学校の成績は知りませんが、オタクっぽいしゃべりで、ゲームの事を語ったりするので、好きなことに関する知識は多いほうなのかもしれません。
メールアドレスを暗記できるくらいには賢いようです。
家に来ていた時、うちのswitchに勝手に自分のNintendoIDを登録しようとしていました。そういうのを自分でできちゃうのはスゴイなと思います。
同級生でそれができる子はそんなにいないでしょう。
たいがいは親がやってるだろうし、まあそもそも人んちのに登録しようとは思わないと思うんだけど、自分のIDを登録しようとする子がいると思ってなかったので、最初にそれを見かけた時はちょっと焦りました。
うちが困るというより、S君のIDを使って自由にうちのswitchで遊べるようになってしまい、自分のデータを勝手にいじられる可能性があるわけで、どちらかというとS君の方が困ると思うんですが、勝手にいじったと疑われるのも嫌だし、トラブルの元になると思って、止めました。
１回目の時は、まずい気がするけど、えーどうなんだろうという曖昧な気持ちで、まずい気がするから「それ登録しちゃっていいの？」という言い方をしましたが、何か言われた事でダメだと思ったのか、S君は登録をやめました。
「１回目の時は」というのは、そう、２回目があったんです。
そこからしばらく経ってたと思いますが、またS君がswitchに自分のIDを登録しようとしてるのを見かけ今度は「それ登録しちゃダメでしょ」と、問いかけではなくダメと言いました。
「前も言ったのにまたかよ」と内心思いましたが、前の時は問いかけだったからハッキリだめとは認識してなかったのか？とも思いました。
でもその時、うちのswitchのユーザー名を勝手に変えてて、ムカついたので、S君が帰ってから速攻別のに変えました。
元々友達に使わせてたサブな感じのユーザーではありましたが、人んちのゲーム機の設定勝手にいじるな！です。
２学期の初め、９月でまだ暑い時期でしたが、S君はうちにゲーム機以外は何も持ってこずに来るので、喉が渇いて水を要求されることが何度かありました。
「喉が渇いたー」と何度か言ってるのは聞こえてました。
でも私に向かって言ってるわけじゃないので、息子に対応させようと思って無視してました。
そして耐えきれなくなって、息子に言うか、私に言うかされたので、結局水はあげました。
熱中症の危険もあるし、水くらい、あげないわけにはいきません。
それがわかってながら、積極的にやってあげようという気になれませんでした。
他の子も、水筒を持参してくる子もいれば、持参してこないで喉乾いて水を要求されることもあります。
水でさえ、あまりあげたくないと思ってしまうんです。
息子にS君に水筒持ってくるように言ってと言い、S君は水筒を持参するようになりましたが、なんとこぼされました。
布ものの上でしたが、ゲーム機とか壊れる物の上じゃなかったし、不注意でこぼしてしまっただけなので、こぼしたこと自体はしょうがないと思いましたが、S君は謝罪の言葉がなかったので「謝らないのかよ！」とは思いました。
それに水筒の水を飲んで蓋をしないまま置いて、ぶつかって倒してこぼしたという状況で、飲み終わってなぜすぐ蓋をしない？水筒使い慣れてないのか？すぐ蓋する癖がついてないのか？といろいろ疑問はわきました。
ダメダメだなーとは思ったけど、こぼした事を怒ったわけじゃなく、ただ淡々と拭いたりしただけで、後からも怒りはなかったんですが、その日がS君がうちに来た最後になりました。（今のところ）
水筒こぼしたは関係なく、たまたまそうだったというだけですが。
「水筒を持ってくるようになった」と言いましたが、水筒を持参して1回目でこぼして、その日が最後だったかもしれません。
もう１つ、S君に関して複雑な気持ちになる事情があります。
今年度、私は小学校のPTAのクラス役員をしているんですが、S君のお父さんも同じ部の役員なんです。
そのため、役員の仕事で関わることが多く、すっかり顔見知りになり、会えば挨拶をする仲になっています。
そしてS君のお父さんは生理的に嫌だということもなく、いい人なんです。
なので、S君を嫌いということがなければ、会った時に「おたくの息子さんとうちの息子は一緒のクラスで、うちに遊びに来た事あるんですよ」等と会話できるはずのところ、S君の話をしたくないので子供の話はしていません。
でもよく知らない保護者同士の共通の話題といったら、子供の話以外にないので、S君のお父さんとは役員の仕事絡み以外では話はできていません。
息子同士が同じクラスということに相手が気付いているかわかりませんでしたが、先日、授業参観で顔を合わせたので、子供が同じクラスというのは認識していると思います。
お父さんがいい人なだけに、息子さんを嫌って申し訳ない気持ちがわいて、とても複雑な気持ちです。
まあ別に悩んではいませんが。
S君はS君、お父さんはお父さんで、私の中では分かれてます。
S君のお父さんに会った時に心の片隅にS君のお父さんなんだよなという複雑な心境があるだけです。
息子のS君への気持ちは、好きでも嫌いでもないでしたが、
最近は好きじゃないに変わったようです。
S君は下着を下げて直接お尻を掻くんだ、だから汚い、そんな手に触りたくない、みたいなことを言ってました。
そこから、だんだんS君の事は好きじゃないになったようです。
息子が最近そう言ってました。
まあ元々、嫌いではなかったかもしれないけど、他の子への対応と比べてみて、あまり好いてもなさそうだなとは思ってました。
言い方は悪いですが、息子は「嫌い」じゃなければ「来る者拒まず」な感じで、家に遊びに行っていいか聞かれるとOKしてるようです。
人数が多すぎて断ったことはあっても、基本はOKしてるらしく、前に話を聞いた時に、「相手から求められるのが嬉しい」というような事を言っていました。
なので、フォートナイトのフレンドも嫌な人だったわけじゃなければ、基本フレンド申請を受けていたようで、フレンドの数がものすごい数になっています。
最初はオンラインのフレンド申請は、学校でリアルに知ってる友達以外はダメと言って制限してましたが、オンラインでよく遊ぶおそらく同じくらいの年の相手もできてきて（音声で小学生っぽいとわかる）、そういう大丈夫そうな相手とそうじゃない相手の線引も難しく、フォートナイトで一緒にプレイするかどうかぐらいで他の接触があるわけでもないので、今は息子任せにしています。
S君は太っているので、そこをイジられる事もあるようで（まあだいだいそういうもんですよね）、息子もよくそれに関することを言ってるので、ふざけて言ってるうちはいいけど本気で嫌がってる事を言っちゃダメだよ、とは注意してます。
S君は正直、イジメられやすいタイプだと思うので、あまりに息子が率先して太ってることをイジってそれがイジメに発展していくなんて事があっては嫌なので、そこは注意していきたいです。
うちの子が通ってる小学校は公立ですが、たぶんここら辺の中でも雰囲気のいい学校で、イジメの話など聞くこともなく、平和な学校なんじゃないかと思ってます。
だから、今の小学校のうちはたぶん大丈夫でしょう。
と、いうわけで、S君に関してのその後あった事情等を全部書けました。
まだ中学校まで同じ学校の予定なので、関わりが全く無くなることはないでしょうが、とりあえず家に来ることがなくなったので、ホッとしています。
毎日来るようになりかけた時は、本気でどうしようかと考えてました。
毎日になったら本気で精神的にしんどいので、仮病でも使って体調が悪いからと連日にならないように断るように言おうかと思ってました。
S君が息子と遊ぶのが嫌なわけじゃないので、家じゃない場所で遊ぶなら全然構いません。私がS君と一緒にいたくないだけなんです。
でも息子もS君の事が好きじゃなくなったようなので、もう家に来ることはないかもしれません。
S君とはフォートナイトでも、今はたぶんたまにしか遊んでません。
毎日うちに来ようとしていた勢いはどこへ行ったのか、最近のS君の事情はわかりませんが、またうちに来るようになったりしなければ、私がまたS君の事を考えることもないでしょう。
息子の友だちに酷いとは思いますが、生理的嫌悪感を感じる相手は、例え子供でも、無理だなと思いました。
更年期障害もあるし、ストレスをためると本気でおかしくなりそうなので、申し訳ないけど、避けられるものは避けます。
